「介護脱毛ってなに?」
「した方がいいの?」
こんなお悩みはありませんか。
近年、老後の準備に新たなトレンドとして「介護脱毛」があります。人生100年時代で介護を必要とする人が増えるなか、自己の身だしなみや衛生面を保つことはエチケットとされるようになってきました。
本記事ではなぜ介護脱毛が注目されるようになったのか、その理由やメリット、介護脱毛のはじめ方について解説します。介護脱毛を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
介護脱毛ってなに?
「介護脱毛」とは、老後に介護される立場になった時に備えて、介護者の負担にならないようにデリケートゾーン(VIO)の毛を脱毛しておくことです。
40~50代のミドル世代が、老後の事を考え、また親の介護などをきっかけに介護脱毛を検討する人が多いです。介護は男女関係ないため、男女ともに年々ニーズが増えています。
介護脱毛する人が続出している3つの理由
介護脱毛を行う人は2017年頃より始まり、増加傾向にあります。なぜ介護脱毛をする人が続出しているのか、理由は以下の3点です。
- デリケートゾーンの肌トラブルを防げる
- 介護者の負担軽減になる
- 衛生的で気になるにおいを防げる
介護される側もする側も、快適に過ごせるように介護脱毛をする人が続出しています。
介護脱毛した有名人はだれ?メディアでもよく取り上げられている?
最近ではメディアで取り上げられることも多くなった「介護脱毛」ですが、介護脱毛をしたことをテレビで公表している芸能人もいます。
- お笑い芸人 大久保佳代子さん
- お笑い芸人 おぎやはぎ 小木博明さん
- お笑い芸人 いとうあさこさん
- お笑い芸人 ロンドンブーツ1号2号 田村淳さん
- フリーアナウンサー 小林麻耶さん
以上の方は「介護脱毛」を行ったことをブログやテレビ番組、YouTubeなどで公表されています。多くが40〜50代のミドル世代です。「少しでもやっておくのが気遣いなんです」といったコメントもあり、老後介護してもらう人へのエチケットとして、介護脱毛が浸透してきていると言えるでしょう。
介護脱毛する4つのメリット!本当にやった方がいいの?
介護脱毛で得られるメリットと、考慮すべきデメリットについて解説します。
まず、メリットは以下の4つです。
①デリケートゾーンの肌トラブル防止
②介護者の負担軽減
③衛生的な状態を保てる
④デリケートゾーンの気になるにおいを防げる
①デリケートゾーンの肌トラブル防止
介護が必要になるとおむつを履く場合が多く、おむつの中で汚染し湿潤した状態が続くと、かゆみやかぶれなどの肌トラブルが生じます。これは毛があることで、ふき取りや洗浄が不十分になり、不潔な状態が続いてしまうことが原因です。介護脱毛でVIOを脱毛すると、毛がなくなるので、清潔を保ちやすくなります。
②介護者の負担軽減
介護脱毛でVIOの毛を処理しておくと、デリケートゾーンの清潔が保ちやすくなり、介護者の負担が軽減されます。毛があると尿や便が絡んでしまい、ふき取りにくくなります。
脱毛をしておけば、肌トラブルの早期発見にもなり、もしトラブルが起こってしまっても薬を塗ったりする処置がしやすくなります。
③衛生的な状態を保てる
デリケートゾーンが汚染されていると、炎症や感染症を引き起こす可能性があります。特に女性は膀胱炎などのリスクも高く、注意が必要です。
④デリケートゾーンの気になるにおいを防げる
デリケートゾーンの気になるにおいは、毛に残っている汚れによるものが多いです。毛がなくなると、衛生的な状態を保ちやすくなり、介護する側もされる側も、不快感が軽減されるでしょう。
介護脱毛をするデメリットは?注意すべき3つのポイント
介護脱毛をはじめようか悩んでいる人は、デメリットも知っておきたいはずです。どんなデメリットがあるのか、その注意点を3つ解説します。
①費用がかかる
②恥ずかしさを感じる人もいる
③施術の痛みがある場合がある
①費用がかかる
介護脱毛は医療脱毛・エステ脱毛のどちらでも可能ですが、VIOは脱毛が完了するまでに他の部位よりも回数が必要です。毛の多さや肌の状態にもよりますが、一般的には医療脱毛で7~10万円、エステ脱毛で5~7万円程度の予算が必要です。(男性の場合はそれぞれ1.2~1.5倍程度の予算が必要です。)
少し高く感じるかもしれませんが、介護というのは一度はじまるとなかなか終わりがなく、長い付き合いとなります。将来的に必要な先行投資と言えるでしょう。また、全身脱毛のプランにすると他の部位も一緒に脱毛できて、トータルでお得になったりするので、キャンペーンやお得なプランを利用するのもおすすめです。
②恥ずかしさを感じる人もいる
デリケートゾーンの脱毛と聞くと恥ずかしいと感じる方もいるかもしれません。しかし、施術をするのはプロの看護師やエステティシャンで、お店やクリニックによってさまざまな配慮がされています。完全個室で施術は女性スタッフのみ、巻きタオルの用意など、恥ずかしさを感じないように十分配慮していますので、安心して脱毛をはじめていただけます。
また、脱毛と聞くと全てツルツルに脱毛することをイメージされる方も多いかもしれませんが、VIO脱毛は毛量を少なくしたり、IラインとOラインのみの施術も可能です。全て脱毛することに抵抗のある方は、ある程度の毛を残して、介護の負担を軽減できるよう量を減らしたり、部分的に脱毛する方法もあります。
③施術の痛みがある場合がある
VIOは毛根が深く、毛が太いため施術の痛みが生じやすい部位です。痛みの感じ方はどの脱毛方法でどの機械を使用するかによって大きく異なります。エステ脱毛にするか、医療脱毛にするのが良いかは、以下の記事も参考にしてみてください。
痛みが生じやすいと言われる医療脱毛でも、施術時に冷却ガスを吹き付けることで痛みを軽減できる機械もありますので、痛みが気になる方は痛みを感じにくい機械を取り扱うクリニックを探すとよいでしょう。
介護脱毛はいつからすればいい?今からはじめるべき3つの理由
介護脱毛は、40~50代のミドル世代を中心にトレンドになっていますが、いつはじめるのがいいのでしょう?
結論をいうと、なるべく早い段階でするのがおすすめです。その理由を以下に3つ解説します。
①白髪になると脱毛できない
②肌のしわや乾燥で脱毛が難しくなる
③脱毛完了まで1~2年かかる
白髪になると脱毛ができない
脱毛は黒い色素に反応するレーザーを使用します。毛が白髪になってしまうと、脱毛ができなくなってしまったり、施術を行っても効果が十分に得られない場合があります。白髪が生えてくるタイミングは個人差がありますが、そういったリスクを避けるために、介護脱毛を検討する場合は、早めにはじめるのがよいでしょう。
肌のしわや乾燥で脱毛が難しくなる
歳をとっていくと徐々に肌の老化も進み、しわが出てきたり、乾燥しやすくなったりします。そのような肌への施術は、肌への負担が大きく、照射時の痛みが強くなったり、十分な脱毛効果が得られない場合があります。
脱毛完了まで1~2年かかる
介護脱毛はVIOの脱毛であるため、他の部位よりも照射回数が必要になるケースが多いです。2か月~3か月に一度、定期的に脱毛に通うのは、時間の余裕が必要です。脱毛完了までに1~2年程度かかるので、早めにはじめるのがおすすめです。
まとめ
本記事では介護脱毛のメリットやデメリット、いつはじめるべきかについて解説しました。エステサロンやクリニックでは、介護脱毛専用のプランやサービスも提供されており、多くの人が利用しています。
新神戸ウェルネスクリニック美容皮膚科では、最新機器ジェントルマックスプロプラスを導入しており、痛みの少ない永久脱毛が可能です。新神戸駅直結で駐車場も完備していますので、多忙なミドル世代の方々にも通っていただきやすいです。
介護や老後に備えた大人のエチケットとして、介護脱毛をはじめてみませんか?