ゼオスキン「セラピューティック」を徹底解説！特徴、効果、ダウンタイムは？

ゼオスキン「セラピューティック」とは？他とちがう特徴を解説！

セラピューティックは、ゼオスキンの中でも最も攻めの治療プログラムです。レチノール（ビタミンA）やトレチノイン、ハイドロキノンを用いて通常4週間かかる肌のターンオーバーを短縮する治療で、3〜5ヶ月ほどかけて肌質改善を行います。

セラピューティックが他の美容スキンケアと違う点

「なんとなく肌が老けた気がする」といった漠然とした悩みも、根本的にアプローチできる点が大きな魅力です。

使用する主要アイテムと役割

治療に使う主なアイテムは以下の3種類です。

	ハイドロキノン（メラミン・ミラミックス） →ハイドロキノンに加えてグリコール酸を加え、 シミ・くすみの原因になるメラニン生成を抑制。肌の色調も整える。
	トレチノイン（高濃度レチノール） → ターンオーバー促進、新しい皮膚の再生をサポートメラニン色素を古い角質と一緒に外へ排出するのを助けるため美白作用があるといわれている。
	バランサートナーや角質ケアアイテム → 肌のpH調整（アルカリ性に傾きがちな肌を本来の弱酸性PH4.5～6・0程度に整える。）これにより肌バリア機能の低下を防ぎ、治療効果の最大化を補助。

これらを1人1人の肌の状態に合わせて組み合わせ、肌細胞の生まれ変わりを促すのがセラピューティックの特徴です。

どれくらいで肌が変わる？治療期間の目安は？

一般的には3〜4ヶ月のプログラムです。働きながらでも続けやすいよう、クリニックによっては治療期間の調整も可能です。6か月以上の治療期間は、デメリットが大きくなる可能性があり、推奨されていませんが、ライフスタイルに合わせてご相談ください。

ゼオスキン「セラピューティック」で得られる効果

セラピューティックの魅力は、単なる「美白」と「エイジングケア」に留まらない点です。肌そのものの質を整え、複合的な悩みを根本から改善することを目指します。

①美白・しみ改善効果

ハイドロキノンの強力な美白効果で、シミや日焼けの蓄積、肝斑の一部、色素沈着、くすみにアプローチします。透明感がアップし、自然な明るさが出てきます。またこれにより新しくシミが出来るのを予防する効果もあります。

②ニキビ・ニキビ跡の凸凹や赤み改善

皮脂分泌を抑える効果があり、ニキビが改善します。肌のターンオーバーが正常化することで、古くなった角質が排出され、肌の赤みやニキビ跡の改善も期待できます。

③毛穴改善・ざらつき軽減効果

レチノールによって角質が整い、毛穴の黒ずみや詰まり、肌のざらつきが改善します。気になっていた鼻先の毛穴が目立たなくなったという声も多いです。

④小じわ・ハリ感UPのエイジングケア効果

コラーゲン生成を促す作用があるため、肌の内側からのハリ感が期待できます。フェイスラインのゆるみ、ほうれい線の影や小じわに対しても効果が期待できます。

「セラピューティック」の肌質が根本から変わるとは？

セラピューティックの本質は、肌の土台を作り直すことです。一般的な保湿中心のケアとは異なり、角層の状態を整えるためのアイテムを段階的に使うことにより、「肌が明るく見える」「ざらつきがない」「肌がふっくらする」など、自分自身の肌が持つポテンシャルを引き出すような変化を感じる方が多いです。

ダウンタイムは？時期別の変化を解説

「皮むけする」というイメージがあるセラピューティックでは、3つのプロセスを経て、美しく健やかな肌になります。皮むけや赤み、かゆみの出るダウンタイム中は、肌が乾燥しやすく非常にデリケートな状態です。弱った肌に摩擦や日焼け等の刺激が加わると、炎症や色素沈着を起こす可能性があります。保湿をしっかりして、日焼け止めや日傘、飲む日焼け止めを使用し、紫外線ケアを行いましょう。

ダウンタイムは個人差も大きく、同じ化粧品を使っても肌への影響は人それぞれです。皮脂の分泌が多い方は、皮むけがあまりないという方もいます。一般的にどれくらいのダウンタイムがあるのか、時期別に解説します。

1．反応期（始めの4～6週）

• 古い角質の剥脱
• 乾燥
• 赤み
• ヒリヒリ感
• しわが目立つ
• ニキビが悪化した状態
• 肌の過敏性

一般的にA反応（レチノール反応）と呼ばれる症状が出現します。ダメージを受けた肌の表層の角質が剥がれ落ちて、新たに美しい健やかな肌と入れ替わる期間です。この時期は副反応が強く出やすいですが、肌が生まれ変わろうとしている「良い反応」と考えましょう。ダウンタイムがあまりにつらい、思っていたより皮むけが起こっていないなどあれば、使用方法が問題ないか医師の診察を受けましょう。

2．耐久期（次の4～6週）

このプロセスまでに肌に耐性、抵抗力がつき、新たに美しい健やかな肌になっていきます。この時期には、肌のハリが改善し、しわや毛穴などは目立たなくなることが期待されます。

3．完成期（最後の4～6週）

最終段階に入り、肌のトラブルは改善し、ツヤ・透明感がアップし、肌触りがよくなるなどの効果が期待できます。さらに美しい肌を維持するため、メンテナンスプログラムなどの次のステップに進むことも可能です。

ダウンタイム中のメイクは？気を付けたいポイント3つ

セラピューティックは、ゼオスキンの中でも副反応が強く出やすいプログラムです。ダウンタイムが仕事に影響すると嫌だな…と思われるかもしれません。ダウンタイム中のメイクは、肌への刺激になるので極力避けたいところです。しかし、仕事関係やイベントなど、ダウンタイム中でもやむを得ず、メイクをしたいタイミングがあるかもしれません。そんな時は以下のポイントに注意しましょう。

保湿メインの下地を選ぶ

保湿力の高い、肌に優しい化粧下地を選びましょう。メイク落としのしやすいミネラルベースのものがおすすめです。

皮むけが気になる部分は薄めのメイク

皮むけが気になる部分は無理に隠そうすると、余計メイクが浮いてしまい厚塗りになってしまうことも。刺激を避けるためにも、あまり塗り込まないように薄めのメイクを心がけましょう。

皮むけの部分は無理にこすらず自然に剥けるのを待つ

皮むけが多い部分は、無理にはがそうとすると色素沈着や炎症の原因となります。こすったりせずに優しく保湿ケアをしましょう。

ゼオスキンのコース、セラピューティック以外のコースも！種類と選び方を解説

新神戸ウェルネスクリニックでは、目的や肌状態に合わせて、あらゆる角度から柔軟にプログラムをカスタマイズできます。セラピューティックは仕事にも影響しそうでむずかしい方も、ダウンタイムの少ない他のコースでチャレンジできます。ご提案できるコースの一部をご紹介します。

セラピューティック（本気の肌質改善）

「ダウンタイムがあっても大丈夫」「肌を一旦リセットしたい」という方に向けたコースです。 トレチノインとハイドロキノンを用いてしっかり角質除去を行い、肌の土台から立て直すことで、 新しく健やかな肌へと生まれ変わらせます。

ノンハイドロキノンコース（ダウンタイムが少なめ）

いつも通り仕事もメイクもしながら肌改善に挑戦したい人は、ノンハイドロキノンコースがおすすめです。副反応が控えめで、肌への負担が少ないです。

メンテナンスコース（治療後の肌をキープ）

セラピューティックやノンハイドロキノンコースで治療後に、良い肌の状態をサポートするコースです。

私に最適なコースはどれ？迷ったときはぜひ一度ご相談ください。

コース選びのポイントは以下を参考にしてみてください。

自分に合うコースがわからない方、迷っている方は、ぜひ一度カウンセリングでご相談ください。ご自身のライフスタイルと肌の状態、お悩みやなりたい肌をご相談いただければ、よりよいコースをご提案いたします。

費用相場はいくら？

費用はクリニックによりますが、以下が一般的な目安です。

初期費用（約3〜6万円）の内訳

※トレチノインは追加費用になることもあります。

コース別の総額比較

治療期間の長さやアイテム数で前後します。

ダウンタイムの長さと費用対効果の関係

皮むけが多い＝成分がしっかり効いているサインでもあるため、ダウンタイムを許容できる場合はフルコースのセラピューティックプログラムが費用対効果が高い傾向にあります。しかし、大切なのは生活の中でどのように取り入れていくかです。せっかく始めても継続できないと効果がでにくいので、副反応の出方や仕事への影響など、バランスを考えながら納得のいくプランを考えましょう。

こんな人におすすめ！向いていない、または出来ない人は？

ゼオスキンのセラピューティックは、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。

こうした複合的な悩みに一度にアプローチできるのがセラピューティックの魅力です。はっきりとした原因はわからないが、「なんとなく肌の調子が悪いな…」「肌の老化を感じる…」などの悩みがある人には最適です。

逆に向いていない・出来ない人の特徴

セラピューティックは一時的に肌への負担が大きくなるので、肌がデリケートな方にはおすすめできません。外にいる時間が長いと紫外線の影響を多く受けるので、注意が必要です。セラピューティックはダウンタイムが必須なので、肌に大きな副反応が出ると困る人には向いていないでしょう。また妊娠・授乳中の方は胎児への影響を考え、ご使用は出来ません。

よくある質問（Q&A）

よくお伺いする質問をまとめましたので、ご参考にしてください。

ダウンタイム中は仕事に行ける？

室内での勤務で、薄めのメイクやノーメイクでも大丈夫な方は、仕事をしながらセラピューティックをされている方もいらっしゃいます。ノンハイドロキノンコースなら、多くの人が問題なく仕事と両立しています。どの程度のメイクが必要か、屋外での作業が多いかなど、仕事内容によっても違うので、医師に相談してみましょう。

メイクはいつから？

基本的には開始直後からOKです。ただし皮むけがあっても、こすったりせず、刺激少なめで軽めに仕上げるのがよいでしょう。

途中で辞めたらどうなる？

途中で中断することは可能ですが、自己判断で行うのは避けていただき処方してもらっているクリニック医師にご相談ください。期待した治療効果が得られない他、トレチノインやハイドロキノンといった有効成分を急にやめると効果のリバウンドや肌トラブルが再発するといわれています。医師と相談し効果を最大限に維持しつつ、肌への負担を最小限にすることが大事です。

年齢を重ねた複合的な肌悩みにこそ、セラピューティックは最強の選択肢！

ゼオスキン セラピューティックは、肌の細胞レベルから根本的に肌質を改善し、美しく健康的に「肌を根本から作り直す」肌質改善プログラムです。

という多角的な美容効果が期待できます。ダウンタイムがあるものの、その先にはファンデーションに頼らない健やかな肌が待っています。

「肌の未来に投資したい」「自分史上最高の素肌を手に入れたい」そんなあなたに、ゼオスキン　セラピューティックは強力な味方になります。

新神戸ウェルネスクリニック美容皮膚科では、経験豊富な医師と看護師が一人ひとりの肌状態を細かく分析し、最適なセラピューティックプログラムを提案しています。途中経過の肌変化に合わせて成分調整・使用量の指導を行うため、ダウンタイムの不安を抱える方でも安心して取り組める点が大きな魅力です。実際に「長年悩んだシミが薄くなった」「素肌で外出できるようになった」といったお声も多く、肌質改善の満足度が高い人気プログラムです。本気で肌を変えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。